組織を崩壊させる「辞める辞める詐欺」

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こんばんはm(__)m
本日の更新は、辞める辞める詐欺について書いてみようと思います。
意外と身近な話題なんじゃないかなと思うんですが、いかがですか?

辞める辞める詐欺とは

さて。さっそくですが、まずは辞める辞める詐欺ってなんだ?ってところからですね。

別に明確に定義があるわけではないでしょうし、造語だと思うんですが、意外と聞いたり、目にしたりされた方が多いんじゃないでしょうか?
これ、読んで字のごとくですね。
「辞める!」と宣言するけど辞めない。そして、それを繰り返す行動のことですよね。
もしくは、それを行う人のこと。

ただ、それ自体が悪いわけではないんですよね。
だって、「今の条件では続けることはできない!だから辞めます。」→「条件を改善するから残って」→「では、継続します」
当然、認められた権利なんだろうし、そうやって環境が改善していくって、むしろ良いことなんだと思います。
まぁ、頻度どかにもよるんだろうけど。

でもねぇ・・・。
これを不正利用する輩、いるんですよね^^;

大まかにわけて
・PRすることで、自己顕示欲を満たす
・失敗した際の責任の所在をごまかす
タイプがあるのかなと思うんですが・・・。

どちらにしても、これね、社内(施設内)で放っておくと良くないと思うんですね。
では、なぜ良くないと思うかについて書いて行きます。

自己顕示欲を満たしたいタイプ

はい。
これ、【会社や組織に不満がある】か【自分は頑張っているのに認められていない】と感じている場合が多いように思います。
不満があっての「辞める」については、上でも書いた通り、一定の節度の範囲であれば良いと思います。
が、これも度を過ぎると会社の経営上も問題となりますし、結果として自身の評価(会社内)を下げることに繋がってしまうので頻繁に口にするのは感心しませんよね。

で、もう一方の認められていない。評価されていない。と感じた上での「辞める」についてですが。
まず第一に評価は他人がするものです。
なので、自分は頑張っている=頑張っていると思っているでしかないと思うんですね。
経営者から見たら頑張ってるように見えないのかもしれない。
上司から見たら足りないのかもしれない。
同僚から見たら?後輩から見たら?お客さんから見たら?

もちろん、中にはほとんどの人が認めてるのに、経営者にだけ認めてもらえないなんてこともあると思います。
でも、基本的には自分が決めることではないと思うんですね。
にもかかわらず、「辞める」といいつつ辞めないを繰り返す。

これをされると、まず、周囲がしんどい。
最初は、「どうしたの?」とか「なんで辞めるの?」に始まって、それこそ「もう少し一緒に頑張ろう」とかって声をかけてくれたりもすると思うんですが・・・。
まぁ、回数を重ねると「どうぞ!」って言いたいけど辞められると困るから聞き流してる状態になりますよね^^;
なんなら、腫れものにさわるような感じで。
こうなると、組織って面白いもので崩壊の第一歩になりかねないんですよね。
無意味に特定の人間にみんなが気を使ってる状態ですもん。
長い期間続いちゃうと、なぜか特別な人ができあがってて、その人の言いなりの関係ができあがっちゃいますしね。

また、万が一、辞めてもらっては困るからと評価を不当に見直したりなんかした場合には、もう崩壊一直線です。
「辞める」といえば思い通りになる。
そんな組織、続くわけがないw

これだけでも困った「辞める辞める詐欺」なんですが、さらに悪質なのが次です。

仕事の失敗をなかったことにするタイプ

周囲にはいらっしゃいませんか?
業務上ミスが起きる→今後の改善を求められる→傷ついたので辞めます。

改善の求め方にもよるんでしょうが、これは最悪です。

今の世の中、パワハラって言葉があるように節度を持った関係が重要なのはわかっています。
でも、やってはいけない行いをした時に注意を受けるのは当然だと思うんですが・・・。

その上で、注意した人間がひいてしまうと、もう大変です。
業務上ミスが起きる→今後の改善を求められる→傷ついたので辞めます→まぁ、まぁ、普段頑張ってるのは知ってるから→元気に復活

で、改善は?
しませんよね。
むしろ、自分は正しい!ミスが起きるような環境が悪い!なんて主張してみたり・・・

こうなっちゃうと、手が付けられません。
ミスしても誰も注意しない。辞められたら困るから。
で、結果、組織自体の能力が低下。
そして、人が辞めていく。

やれやれ。

ど、ここまで書いておいてなんですが、素晴らしい解決策なんて持ってませんw

こういう対応方法もある

ただ、一応、僕なりに対応してきた方法は書いておこうと思います。
それがうまくいく補償なんてないですけどね^^;

あ、ちなみに読んでいただいた中で、「最近の若いやつは!」って思った方。
違いますよ。
年齢問わず、存在します。
そこは間違いなく。

むしろ、僕が見た若い人たちは、本当にさくっと辞めていきました。

あ。
話がそれちゃった。

『心』ならどうするかなんですが。

最初の数回はやはり引き留めます。人にもよるけどw
それこそ、「まぁまぁ」に始まり、「どうしたの?」になって、「注意されたことは改善しなきゃいけないけど、もう少し続けることができるなら、一緒に・・・」みたいな感じですよね。

ただ、何回も繰り返すと、
「それは僕には決められないので、相談したいなら◎◎の所に一緒に行きましょうか?」って言っちゃいます。
◎◎は人事管理の担当者ですね。

だって。
僕に言われても、僕が雇ってるわけじゃないし。
会社や組織のしかるべき人間に話した方が、相談にしても、不満の訴えにしてもいいと思うんですよ。
その上で、どうしても納得できないなら辞めるのも本人のためかもしれないし。
不満が解消すれば言うことないし。

でもね。
一緒に行ったことないです。
行こうか?って聞くと「いや、大丈夫。もう少し考える」って去っていきます。
まぁ、その分、他の人に「辞める!」って言ってるのかもしれないけど。

仕事してると、今より人が少なくなったら困るからって気持ちになるのはわかるんですね。
でもね、行き過ぎちゃうと一人を引き留めたために、数人を失うことがあるんですよ。
そこに気を付けてないと、あっという間に崩壊しちゃう。

お互いに注意しあえる関係(お互いね)
これって、組織にとって大切なんだと思うんですがいかがでしょう?

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