介護保険外サービスを開業してでもやりたかったこと

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こんにちはm(__)m
久しぶりの更新です。

今日はタイトルにある通り、なぜ開業したのか。開業して何がしたかったのかを書いていこうと思います。
内容としては日記のような・・・、自分自身が忘れないために書いておくといった程度の内容になりますので、
誰かのためになったり、誰かが参考にできたりといった内容ではないと思います。
お時間があれば、片手間に見てやってくださいm(__)m

特に何ができるわけでもない

なぜ開業したのか。
開業して何がしたかったのか。
と一口に言っても、僕自身がどんな人間で、どんな考えを持っているかを知ってもらわないとわかりにくいと思うので、まずはそこから。

簡単な自己紹介になりますが、僕は幼少期からこれといった夢を持つことなく成長してきた人間です。
近所の公立小・中を卒業後、学力のレベルに応じて普通科高校に進学し、ここでも学力に応じて文系私立大学に進学。
卒業しても「何がしたいか」「何ができるか」が見つからない。
与えられたことは、それなりにこなすけれど自発的に行動することが少ない人間でした。

特に希望した訳でもなく、周囲の薦めもあって特養に入職したのも全くの偶然です。
話はそれますが、だからこそ自分の意思を持って進学先、就職先を選ぶ方を本当に尊敬します。
やりたいことを発見して、そのために努力する。
ホント、すごいと思います。

話を戻しまして。
特養に入職したといっても、非常勤の事務員としてです。
その当時は、介護保険?ヘルパー?資格?って状態です。

毎日同じ話をしてくるお年寄りに???と思いながら過ごしてました。

そのまま、15年余って老人福祉施設で介護職員、相談員として過ごすうちに介護については多少学ぶことができました。

でも、他は何にもできません。

機械や電気も得意ではないし。
建物の修繕ができるわけでもなく、畑ができるわけでもない。
料理が上手でもないし、片付けがうまいわけでもない。

僕は本当に、特に何かができるわけではない人間。という説明がすごくしっくりくると自分で思っています。

では、なぜそんな僕が開業してまで保険外サービスをやろうと思ったのかです。

開業のきっかけ

前述の老人福祉施設(社会福祉法人)に居た最後の数年間、養護老人ホームで相談員として勤務していました。
主にその間に経験したことから開業について考えるようになったんだと思います。

施設の相談員ってよく、「便利屋」「なんでも屋」って表現されると思うんですね。
実際、それが良いか悪いかは別として、本当にいろいろな仕事が舞い込みます。
極端な話、誰の仕事かわからない仕事が回ってきてる面もあると思います。

僕が経験した中では、
・電動ベッドの解体→修理→清掃→組み立て
・害虫駆除のための施設図面とのにらめっこ
・畑の整備(利用者が畑をしたいと訴えてた)
・門松づくり(竹を山から切り出す所から、組み立てまで)
・庭の草刈(刈り払い機)
・ワックスがけ(剥離から乾燥まで)
・水道管やトイレの修繕
とかですかね。

なんとなく楽しくはやってましたがw

ただ、そんなことしながら、不思議だったのは
「自宅で過ごしてる人はどうしてるんだろう?」ってことなんですよね。

施設にいれば誰かがやってくれる。
それこそ職員に伝えれば、そのうち誰かがなんとかしてくれますよね。
でも、一人暮らしだったら?
高齢の夫婦2人なら?

そう思って、地域を見渡すと結構、穴だらけなんですよね。

入所のための面接に伺って、日付まで決まったけど、準備だれがするの?って状況になってたり。
無事に入所されたと思ってたら、水道代や電気代の請求書が転送されてきたり。

まだ関わった方ならどうにかしますけど、歩いてるだけでも「ほんのちょっとの事」に躓いて生活しにくくなってる人、たくさん見かけますよね。
行政関連の書類の意味がわからなくて、もらえるお金を受け取れてない方とか。

その「ほんのちょっとの事」ならできるかなぁ?っていう甘い考えが始まりです。

その上で施設内を見てみるとね。
入所しなくても「ちょっと」さえ解決できれば、自宅で生活できたんだろうなって人、たくさん居るんですよ。
本人も自宅で過ごしたかったけど、難しいから施設入らなきゃ仕方ないよねって思ってる人。

だから。
地域にある些細な困りごとを解決すれば、自宅で生活することを希望している人の想いが叶うかもしれない。
そういう仕事の人が居てもいいかもしれない。
そう思ったことが開業した理由です。
何がしたいのって?
ちょっとした手伝いですよね。
自宅で暮らしたい人が自宅で暮らすための。

開業して思う事

実際、開業してみるとやっぱり「ほんのちょっとの事」に躓いてる方はたくさんいらっしゃいます。
【洗濯機を新しく設置するために風呂場に荷物を仮置きしたら、そのまま1ヶ月風呂に入れなかった方】
とかね。

そんな事なら僕にもできる。

実際、まだまだ知名度も低く、利用してくださる方もまばらです。
それこそ、需要ないのかなと思って落ち込むこともあります。

でもね。
そのちょっとした事を解決するだけで、すっごいお礼を言われるんです。
利用料ももちろん頂いた上にですよ。
なんならお土産まで頂きます。

そんな時に、必要としてもらえる自分が誇らしくなります。
すごく嬉しくなります。

お金も欲しいです。生活していくために。
自分が社会的に必要とされているという肯定感も欲しいです。
自己満足かもしれませんが。

でもね、地域にいるお年寄りから、通りがかりに
「この間、ありがとね~」って言ってもらいながら生活できるって嬉しいですよ。

最終的に僕は旧き良き田舎の『近所のあんちゃん』になりたいのかなと思うこの頃です。

これから続けていく間に。
落ち込んだ日も。
忙しい日も。
原点として思い出せるように。

自分が何をしたいのか立ち戻れるように。

ぴーす✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌

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