こんにちは^^
いつもご覧頂き、ありがとうございます。
毎日更新6日目の今日は午後の更新となってしましました。
昨日までの記事でもお伝えしてきた通り、なにかとストレスや疲れの溜まりやすい介護の仕事。
本日の記事では
介護の仕事に疲れた方におすすめしたい【介護職員癒しの本棚】と題しまして、おすすめの一冊をご紹介させていただきます^^
本日の一冊
それでは早速ですが、今日のおすすめの一冊をご紹介いたします!
『困ったら、やめる。迷ったら、離れる。』 玉置妙憂 著
はい。
題名を見て「やめるんかぃ!」「離れるんかぃっ!」って思った方。
違いますよ~w
決して介護職なんてやめちゃえ本ではありませんのでご安心を^^
『困ったら、やめる。迷ったら、離れる。』は、こんな方におすすめします!
・介護の仕事でストレスたまってるけど、癒しがない( ノД`)シクシク…
・今の自分が正しいのか介護の仕事で悩みがつきない(ノД`)・゜・。
今日の一冊について
それでは早速、この本についての概要をご紹介いたします^^
【著者】
・看護師
・看護教員
・僧侶
・スピリチュアルケア師
・ケアマネージャー
法律事務所勤務の事務員であったが、長男のアレルギー症状をきっかけに「息子専属の看護師」となることを目標に看護師免許を取得。
その後、夫が大腸ガンを発症。紆余曲折を経た後に自宅にて看取るという経験をし、高野山真言宗にて修行。僧侶となる。
【出版日】2019年1月31日
【ページ数】206ページ
【読了時間】1時間30分
【この本の目次】
・第2章 心の不安をスーッと鎮める―「自灯明」
・第3章 悲しみも苦しみもやがては過ぎ去る―「諸行無常」
・第4章 いつも迷わない自分であるために-「観自在」
・おわりに
【内容紹介】
『看護師』という科学的な側面と『僧侶』というスピリチュアルな側面を持つ筆者による『軸を持って生きていく』ための優しいヒント本。
昨今よく目にする、「こうあるべき」「こうでなければならない」という教則本とも、無責任に「しなくていい」「自由でいい」と解放を訴える楽観本とも違った
疲れている自分、苦しい自分、悲しい自分を見つめることから、その原因を自覚し解きほぐすための方法について、そっと優しく語りかけてくれる。
宗教的な教えと看護師としての科学的な思考の両極端に触れた筆者だからこそ伝えることができる『中道』が示されています。
おすすめポイント
-今日の一冊について-でも既にふれた通り、まず筆者の経歴に注目です。
看護師(科学的側面)と僧侶(スピリチュアルな側面)の両極端を知っているからこそ語ることができる「真ん中(中道)」。
『自分の中の木』や『三つの箱』などといった具体的でイメージしやすいキーワードが使われており、これまでに本を読む習慣がなかった方にも入りやすい内容となっています。
また、自分の心の中の様々な側面について知覚することで、今ある「苦しみ」や「ストレス」との付き合い方を知ることができます。
著者の実体験である「夫を看取る」「看護師として患者を看取る」から「看取り」について触れられた部分もあり、介護職員として終末期に携わる際の引き出しの一つになるように思います。
ただし、「死生観」については宗教的な側面が若干強く反映されているように感じる部分もあったため、看取りのための考え方を指南する本ではないと感じました。
あくまでも、現状抱えている「ストレス」や「疲れ」について知覚し、受け入れる。
結果として自身の成長に繋がっている。
といった、内容です。
まとめ
本日おすすめした『困ったら、やめる。 迷ったら、離れる。』玉置妙憂著 についてですが、特におすすめしたい方はこちらです。
・そもそも、「読書」という習慣を持っていない方。
これまで本を読んでない方が『本を読む事で癒される』。そのための最初の一冊になり得ると思います^^
ページ数も200ページ余りで、字も大きめであるため、読書習慣のある方なら1時間30分程度で読了可能ですし、久しぶりに本を読むかたでも2時間程度で十分に読み切れることも読書初心者さんへのおすすめポイントです。
また、「看護師+僧侶」という異色の経歴から来る世界観、人生観は読書を習慣とされている方にも新しい「ものさし」を提供してくれるのではないかと思います^^
以上、介護の仕事に疲れた方におすすめしたい【介護職員癒しの本棚】
最初にご紹介した本日の一冊