在宅での介護はなぜ難しいのか考えてみた

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こんばんは(*’ω’*)
こんなブログでも、日に日に、目を通していただける方が増えていて、驚きの
『心』ですm(__)m
いや、ホント、しっかり考えて書かないとなと身が引き締まります。

さて、本日は在宅での介護はなぜ・・・というタイトルなんですが。
これ、『心』が介護保険外サービスを始めようと思った理由の一つなんで書いてみようと思います。
異論、反論、その他たくさんあると思いますが、まぁ、聞いてやってください。
コメントも、歓迎します(^^♪

で・・・。
在宅介護がなぜ難しいのかなんですが。
これ、『心』はそもそも、「社会が、それができる環境にない。」って思ってるんですね。
そんなん言ったら身も蓋もない、話題終了やんけってなるんですけどw
まぁまぁw
よく、「社会」の変化とか言うと思うんですけど、「社会」の何が変わったんですかって。

いきなり、自分なりに答えちゃうと、ずばり。
働き方じゃないですかね?

例えば、『心』(今年41歳)の曽祖父の時代・・・言ったら明治末期とかですかね?
この頃って、産まれた土地の産業=自分の将来の職業って図式がある程度成り立っていたんじゃないかと思うんです。(ある程度ですよw)
まぁ、山間の村で産まれた人の多くは、林業や農業、それに関係する仕事に就く人が多かったんじゃないかと。
海辺なら、やっぱり漁業に就く方が多かったと思うんです。
だって、移動方法がないから。
今現在、僕たちが様々な職業を選択できているのは、なにより色々な移動手段、公共交通機関や自家用車があるからなんじゃないかと。
それによる移動可能範囲の拡大は、そのまま選択肢の拡張に繋がるだろうし、おまけに今は情報が溢れているから、さらに加速して自由に職業を選ぶことができているんだと思うんですね。

そうなると、やっぱり、都会や中心部に仕事は集まる。
仕事が集まれば、人が集まる。
集まるところがあれば、減ってしまう所もある・・・。
中学校の社会の授業で習った、核家族化の成り立ちですよね。
働き方の変化によって、社会って言われる物を構成していた、「人」の居場所が変化する。
これが、それまでの日本の介護の在り方には、大ダメージだったんでしょうね。

地元で働く人が多ければ、当然、親類縁者はある程度の範囲内で生活することになる。
そうなると、介護が必要な方の周囲には、介護者となる可能性のある方がたくさんいると思うんです。
純粋に手数が多い。
それは、一人の方を支える上では、必要条件の一つだと思うんですよね。
だから、昔は家で介護をすることができたし、それが当然のような風潮があったんだろうなと。
旧き良き世界。

でも、今、どうですか?
仕事を求める範囲が広がったことで、親類縁者の存在範囲が広がって、まばらになってますよね。
だから、近くに居る少人数が多くを負担することになる。
仮に「在宅で介護を」という想いを持った方がいらっしゃったとしても、自分の生活+もう一人の人の生活を支えるのはすごく大きな負担になってしまう。
国の今後の介護に対する方針をみてると、
「介護はできるだけ家や地域で頑張ってね」って方向なのかなと思ってみたりするんですが、家庭だけでは現在の介護はかなり厳しいと思います。
じゃあ、地域?ってなるんですけど・・・。
やっぱり、上にあるような理由で、昔に比べれば地域って単位、薄くなってませんか?
それこそ、お祭りとか、盆踊りとか・・
昔ほど、賑やかですかね?
少なくとも、『心』の地元はそうではないですね。

もちろん、場所によっては、僕らのような世代が積極的に自治会行事に参加して、すごく盛り上げていらっしゃる所もあるようですが、昔に比べるとやっぱり多くが地域という単位で誰かを支えるというのは、困難ではないかと思ってしまうのです。
だって、みんな忙しいんだもんw
自治会役員さんや民生委員さん、福祉委員さんにしたって。
それぞれ、家庭や仕事があって、その上で無償で頑張りましょうって言えるほど、介護って楽なことじゃないと思うんですよ。
そりゃ、近所の人が困ってればどうにかしてあげたいですよ。
でも、じゃあ、自分の家を放っておいて?ってなると、それは違うでしょって。

そんな時のために、介護保険があるじゃない!って方。
正解です。
確かにそうなんです。
だから、上手に利用したらいいと思います。
昔だと、介護施設を使うなんて家の恥みたいな風潮もありましたけど、そんな周囲の目、今はもうほとんどないですし(恐らく・・・)、仮にあったとしても、実際に介護をする方が限界まで抱え込んで、頑張る必要なんてないです。
そんなことしてたら、倒れちゃいます。イライラしちゃいます。いい介護なんてできないです。
もちろん、介護施設を使うにあたってご本人様の意向、気持ちはとても大切です。
でも実際に介護に向き合っていらっしゃるご家族様の気持ちも大切だと『心』は思います。
あなたが健康で、あなたが優しく居られるから、家での介護ができるんだと。

そのためにも、介護保険のサービス、上手に使うことは必要なことなんです。
でも。
介護保険も万能ではないです。
ニーズの種類が多いから。
一人の方の家に伺ったときに、ご飯を作ってほしい人もいれば、掃除して欲しい人も、話し相手が欲しい人もいる。求められる内容の種類が多すぎて、全てを法律や規則として書ききることなんてできないです。
だから、穴があいちゃう。
その穴で、家で介護を頑張ってる方がつまずいてしまう。
なら、『心』が埋めますよ。
『心』にその穴を埋める仕事をさせてください。
それが、『心』が介護保険外サービスを立ち上げようと思った理由の一つです。

ボランティアで頑張れるほど、『心』は人ができていないです。
でも、家庭だけでも、地域だけでも、国の作った法律でも足りないなら、それを仕事にする人がいてもいいんじゃないですかって思います。
まだまだ、産まれたての介護保険外サービス『心』ですが、自分のなかでは、この根っこの部分は、すごく大切に思っています。
これから継続していくなかでも、決して失ってはいけない、この仕事の理念なんじゃないかなと。
なんか、前の記事と同じような内容になっちゃいましたねm(__)m

ちょって脱線しましたがw
今の社会を批判したって、すぐに変わるわけではないし、かといって困難な事を、そのまま続けるのはしんどいし。というお話でしたm(__)m

介護保険外サービス『心』は問合せ無料ですので、「これできる?」とぜひご連絡ください!
きっと、お役に立てると思います!

お問合せ 080-9797-6106 介護保険外サービス『心』




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