『人生会議』のPRポスターが不謹慎なんだってさ。

『人生会議』のPRポスターが不謹慎なんだってさ。

大変ご無沙汰しております。
もう、なんだかごめんなさいm(__)m

本業が少し充実してくると、すぐに綻びが出てしまう。
いけませんね、反省してます。

①本業(保険外サービス)
②家事
③ブログ
たった3つなのに、すぐさぼってしまう。

ちゃんと一日、一日、時間を大切にしていかないと。
気を付けますm(__)m

さて、1月ぶりの更新です。
今日は、どうしても気になった『人生会議』ポスターについて。

アイキャッチ画像にしてあるんですが、不謹慎らしいです。
それは、芸人さんの表情のことなのかな?
それとも、周囲に書いてある、コミカルな本人さんの想いと思われる文章のことなのかな?
まさか、話題そのものじゃないですよね?

これ、すごく重要な話なんだけど。
ポスター制作費用が4700万円かかってるとかじゃなくて。
政治の世界の陣取り合戦の道具じゃなくて。

一人の人間がどう終末を迎えるか。
って話なんだけど。

今回、ニュースで目にした時に、パッと思い浮かんだことが3つあって。
1つ目は、生命保険が広がり始めたころのこと。
「人の寿命に値段をつけやがって!」と怒られる営業さんの話。
今じゃ考えられないですよね。
でも、当時は保険の営業さんや、代理店さんは大変な思いをされたみたい。
ちゃんと理解をする前に、目をつぶって、耳をふさいで。
大きな声で「不謹慎!」って批判して。

2つ目は、肉や魚を捌くと残酷だという人のこと。
イタリアンも、フレンチも、中華も和食も大好き。
●●って店、すごく美味しい!って言ってるのに、牛や豚、鶏、魚がさばかれるとキャーキャー言う。
あなたが、今食べてる魚は誰かがミミズのような虫を針にさして釣り上げ、ナイフを使って命を絶ち、
ウロコを取って内臓を取り出し、キレイに洗って身を切り分けたものです。
それが、刺身です。
命を絶って食べることができる形にすることは、残酷ですか?

3つ目。
献血の宇崎ちゃんコラボについての騒ぎ。
僕は「宇崎ちゃん」というキャラクターも知らないし、ファンでもない。
献血だって一度行ってダメだったから、それ以来行ってない。
でもさ、少しでも献血に来る人が増えて欲しいって願いは、
「環境型セクハラ」って声にメタメタに踏みつけられてしまった。

なにが言いたいかというと、結局のところ、本質からずれた所での議論しかされてないですよねってことで。
生命保険は残りの命に値段をつけてるんじゃないですよね?
もしもの時の備えて、今のうちから準備しときましょうねって話ですよね?
縁起でもないとかじゃなく。リスクに対してきちんとマネージメントしていきましょうってだけですよ。

命を奪うことは残酷なのかもしれない。でも、それを誰かが仕事にしてくれてるおかげで、僕らは美味しく食べてるんですよね?
そんな仕事をしている人の前で、「うわっ」とか「きゃぁ」とか言ってる人の方が残酷に見えるのは、僕が偏ってるからなのかな?
医療や介護に従事してる人間は、少なからず人の死に直面します。
身内ではなく、他人として。
いつか迎えてしまう最期に関して、直面する人間だけが知っておけばいいのかな?

正直、このポスターが素晴らしい出来だとは思わないです。
好きな人もいれば、嫌いな方もいると思う。
それこそ、写ってる小籔さんが好き・嫌いだってあるだろうし。
表情の気に入る・気に入らないもある。
でもね、そこじゃないんよ。
気にしないといけない所は。

人生会議ってなんなのか。
なにをしろって言われてるのか。

個人の好き嫌いを主張するのは良いと思うんだけどさ。
それを主張する手段が発達しすぎてないですかね?

献血ポスターの件もそう。
「私はセクハラだと感じる」のは別にいいと思う。
でもね、それで、「このポスターがある限り、献血はやめよう!」
「こんなグッズ目当ての献血など、不純!」とかは違わないかな?

今回もそう。
ふざけたポスターに見えるのなら、嫌いでいい。
でもさ、「こんなもんに4700万円もかけてる!」
「不謹慎だからやめろ!」は違うんじゃないの?

今までずっと、目を背けてきた「近しい人の死」って話。
もう、医療や介護に従事する人間だけがしていく話じゃないんですよ。

・・・。
4700万円つかって、やっぱ辞めたってする方がよっぽど勿体ない気がするのは僕だけなのか・・・?

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